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2011年06月 アーカイブ

品種改良競争4

こうした花型を組み合わせたときには野菜 種以上に実に不思議な花が咲くことになる。

ところがこうした不思議な花は、種子ができないことが多く、できても親と同じものはなかなか得られない。

たとえば雄雌蕊が弁化した「牡丹」では種子はできない。

「牡丹」を得るには、「牡丹」の遺伝子をもつ普通の花型から種子を採る。

その中から「牡丹」が分離して出てくる親を使うのである。

メンデル遺伝学の初歩の知識があれば、その原理は容易に理解できる。

「牡丹」は劣性遺伝子によるものなので、こうして普通咲きから「牡丹」が得られるわけである。

このとき使用する親は「親木」とよぴ、その種子から「牡丹」を分離させる。

分離することを「吹く」という言葉でよんだ。

そして得られた牡丹咲きは「出物」とよんだ。

また変りアサガオの変種で、「出物」でなく、親の形質がそのまま子孫に出てくるものを「正木」といった。

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