更年期のいろいろ 7
脳下垂体や卵巣に老化が起こってくると、それぞれの器官のホルモン分泌量が乱れてきます。
特に卵巣では、排卵するところまで卵胞が成熟しなくなったりして、いわゆる無排卵性月経を起こしたりしてきます。
排卵しないとなると黄体は形成されず、したがって、黄体ホルモンはできません。
そこで卵胞ホルモンと黄体ホルモンの相対的な関係では、卵胞ホルモンが過大となります。
こうしたホルモンの不安定さが、子宮その他にいろいろな症状をひき起こします。
まず、生理の周期に変化が起こってきます。
またそれに伴い、生理時の量の変化もみられます。
いわゆる無排卵性月経が起こり、生理の期間がのびる稀発月経や、生理の期間が短縮する頻発月経などもみられるようになります。
また量的には、過多月経や過少月経が起こってきます。
自律神経や精神的な面においても、いろいろな症状が出てきます。
特にのぼせ感、めまい、発汗、動悸、不眠といった症状はよくみられるところです。
精神的にも過敏になり、抑うつ状態や記憶力の減退、思考力減退などが起こり、とんでもない忘れ物をしたなどということも、起こり得るわけです。