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2010年09月 アーカイブ

更年期のいろいろ 5

更年期になったからといって、すべての人に更年期障害が起こるとは限りません。


なかには、まったく症状を感じないうちに、更年期から老年期ヘスムーズに移行してしまう人もあります。


では、どのくらいの頻度で更年期症候としての症状があらわれるかというと、その頻度はかなり高率で、約75%の婦人になんらかの症状がみられます。


しかし、治療を要するようなまったく病的と思われる更年期障害の発現頻度は、約25%くらいという統計が出ています。


さて、そのうったえる症状は実に多様で、頭重感・頭痛、めまい、耳鳴り、不眠、記憶力の減退、熱感、冷え性・のぼせ・心悸充進、頻脈や遅脈、しびれ感、腰痛、筋肉痛・・・


その他、運動器官・皮膚・泌尿器・消化器系の症状等々、まったく枚挙にいとまのないくらいです。


昔からわが国では「血の道」などといわれていた症候群が、これにあたるわけです。


このように多様のうったえがあるので、もちろんまったく別の疾患による症状もまぎれこんでいることもあります。


そのため他の疾患との鑑別が重要なこととなります。

更年期のいろいろ 6

更年期に起こるこれら多様の症状を、系統的にまとめて把握しておく必要が生じてきます。


いろいろな分類のしかたがなされていますが、一般には更年期の時間的な移り変わりを考慮し、これに伴って発現するそれぞれの症状をチェックしていく方法がとられています。


つまり更年期を大別して、


1)生理が不規則になりはじめてから、生理がストップするまでの期間


2)生理の止まったあと3~5年の間


この2つに分け、そのおのおのの時期にあらわれる症状をチェックしてゆくやりかたです。


とにかく、あまりにも雑多な症状群に取り組むわけですから、もし患者になった場合、なるべく系統的に症状を医師に話すことが大切です。

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