更年期のいろいろ 4

その他の内分泌器官として副腎皮質や甲状腺などがありますが、いずれの器官もそのはたらきはしだいに減少する傾向にあり、基礎代謝なども更年期以後は一定の速度で減退するといわれています。


さて、このようにして下垂体や卵巣をはじめとする各内分泌器官のはたらきの低下により、それぞれの分泌するホルモン量が減少してくると、子宮、特にその内膜は大きな変化を受けることになります。


卵胞ホルモンが一時的に過剰になると、生理が乱れはじめ、やがて生理がストップつまり閉経となります。


ところで、初潮年齢と閉経年齢について戦前と戦後の年齢を比較してみると、初潮は戦前では現在よりも数年おそく、閉経は戦前では平均45歳くらいとされ、現在の51~52歳よりかなり早かったことがわかります。


これは、あきらかに戦後日本の婦人の地位の向上やそれに伴う生活環境の改善、なかんずく栄養の改善による健康の増進に負うところが大きいと思われます。


ついでながら、いちじるしくふとった婦人では早期に閉経し、分娩回数の多い人や子宮筋腫のある人では、閉経がおくれるといわれております。

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