更年期のいろいろ 2

更年期は頭から始まる、といったらいいすぎかもしれませんが、実際には大脳の下にある脳下垂体が大きなかかわりをもっています。


脳下垂体は親指の頭ほどの臓器で、前葉、後葉に分かれています。


更年期近くになると、重量はあまり変化しませんが、結合組織が増加し、性腺刺激ホルモンを分泌する細胞がやや増加します。


性腺刺激ホルモンの増加は、卵巣の機能の低下とともに始まりますが、閉経後には卵胞刺激ホルモン(FSH)が閉経前の10倍にも達するといわれています。


こうして大量につくられた卵胞刺激ホルモンは、尿中に排出されるので、更年期の婦人の尿から排卵誘発剤がつくられているほどです。


大量の性腺刺激ホルモンの増加が、なんらかの更年期障害の原因ではないかと考えられるのも、当然のことでしょう。


なお、閉経以前では卵胞ホルモンがふえると、性腺刺激ホルモンは抑えられて増加しないようになっています。

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